企業理念
会長ごあいさつ
近年医薬品成分による耐性菌の出現と蔓延が世界的な問題としてクローズアップされています。
■抗菌剤、抗ウイルス剤、抗がん剤、抗精神剤、解熱鎮痛剤などの医薬品や透析排水、消毒薬や検査薬の一部など多種多様な医薬品成分が、病院排水として下水道や河川に放流されています。
■これらの医薬品成分や多様な感染性細菌・ウイルスは従来の生物処理による下水処理場や浄水場では処理されず、河川や海の水環境を汚染しています。また、最近頻発する豪雨による河川の氾濫や、下水道から溢れた汚水が身近な環境を汚染しています。
■この事は水環境中の生態系への毒性影響や、飲料水を通してのヒトへの健康影響にも及んでいることは明らかです。
■他にも、病院排水が原因で養殖場のカキからノロウイルスが見つかるなど、世界的な問題となっています。
■元々、日本の国は豊富な水と綺麗な水が自慢の国でした。そんな日本の国を取り戻すべく環境に貢献したいと思います。
病院排水に取り組む
■株式会社エム・イー・エスは平成10年に第一号となる感染性排水処理設備を納入して以来、一貫して病院の感染性排水の滅菌処理に取り組んでいます。
■現状の法律では病院などから排出される病原菌やウイルスを含む排水(感染性排水)についての規制は大腸菌群についてのみです。しかし、感染症は常に私たちを脅かしています。感染性排水の処理の必要性を訴え、技術開発に取り組んで来た会社が「株式会社エム・イー・エス」です。
更なる貢献を目指して
■株式会社エム・イー・エスは現状の技術に満足せず、より低コストで安全なトータルシステムを開発し、感染性排水処理や排水中の残留薬剤分解で社会に貢献します。